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おかしCS2014 in the summer ~FINAL~

Category: 小説  


なんかあったので公開(後悔)します





 

おかしCSの頂上決戦。
東北、関東、中部、関西、中国、九州の各ブロックの覇者たちが一堂に集い、頂点を決める祭典―。
それが、おかしFINALだ。

その場にたたずむ一人の漢の影。
彼の名は剣崎湊(つるぎざきみなと)。
実績はおかし九州予選落ちだ。
参加資格がないはずの彼が何故ここにいるのか、その理由は簡単である。

おかし関西は去年CS三連覇したてぽどんず率いるチームが優勝したのだが、そのチームから欠員が出たのだ。
てぽどんずは今年院試だったのだが、遊び呆けすぎて不合格。
それならばもう一人犠牲者をと今年就活の剣崎に白羽の矢を立て、負のデュエマロードに引きずり込んだのであった。

「剣崎さん」
物腰柔らかな声が聞こえる。
pixel―関西最強と名高いDMPである。
てぽどんずが1-8で優勝を決める横でpixelは9-0をしている。

「いよいよ来ましたね。今日はよろしくお願いします。」
「こちらこそ。誘って貰って有難うございます。」
pixelの丁寧な言葉遣いが刈谷の大地に響き渡る。

「ところで剣崎さん。」
「なんですか?」
「就活は・・・。」
「二次面で落ちた。」

その後遅れてきたてぽどんずを加えた関西代表一行は刈谷市総合文化センターアイリスの門をくぐった。

「pixel君!久しぶり~」
少し高い声の小柄な男がpixelに話しかけてきた。
彼の名は114514191945458108930721――HNが長すぎるので072(おなに)と呼ばれている――だ。
この072は激戦区中国地方を勝ち抜いた猛者である。
岡山CS主催を龍帝(りゅーてぃ)から引き継ぎ成功させた今最もノリにノッている漢と言っても過言ではないだろう。
その脇を固めるプレイヤーである黒井アソコとmaybeも名だたるプレイヤーであり、関西勢を阻む障害として高くそびえたっている事は想像に難くない。

「大林さん、ひさ・・・ッ!?」
pixelが応答したその時刈谷に衝撃が走る。
誰もが何が起こったのか分からなかったが落ち着きを取り戻してみればすぐに分かる。
これは・・・爆撃だ。
会場の天井にぽっかりと空いた大きな空間から見えるその巨体は本来会場を照らすであろう太陽の光を一身で遮る。

「!?間違いない。あれはロシアのステルス戦闘機T-50だッ!」
「知っているのか龍帝!」

何時の間にやら隣にいた九州代表の龍帝とフォギゴンジンがテンプレの掛け合いを始める。
その場にいたプレイヤーが戸惑いを隠せない中何故かこの二人だけはあり得ない程の冷静さを保っていた。
こちらの動揺が敵側に伝わったのか降下部隊が戦闘機から展開される。
しかし妙なのは降下部隊が誰ひとりとして武装していないのだ。

「あれは・・・」
突然剣崎が口を開く。あれは正規のロシア部隊じゃない事を瞬時に理解したからである。
何故なら彼にとって降下部隊は見知った顔だったからだ。

「セキボソ・・・?何故セキボソがロシアの戦闘機から出てきたんだ?」
てぽどんずも異変に気付く。
「わからん。相手の出方を見るしかないだろう。」

おかし実況として名高いファイアマンが事態の鎮静化に努める中ロシア側の部隊が次々と刈谷の地に降り立っていく。

「セキボソ、久しぶりだな・・・」
「剣崎・・・」

二人の間を冷たい空気が包み込む。
空調は破壊され、夏の日差しがプレイヤー達に激しく突き刺さるのに誰も暑さを感じなかった。

「俺は、俺はな。おかしに抗議しにきたんだよ」
「?」
「お前らは本州にいるから俺達僻地のプレイヤーの気持ちが分からないんだッ!!!!!!!!!!!!」
セキボソが吼える。

「アメリカの狗になった日本が対露戦線を展開し、北海道がロシアの手に渡った!ただでさえ俺達のDMに対するアピールの場は少なかったッ!Yaultもインターネット規制によって廃止されたッ!俺達はどうすればいい!?」
「セキボソ・・・」

現在我が国日本はウクライナ内戦を煽動し世界平和を乱すロシアに対し、かねてから世界軍事力チャンピョンを決めようと鼻息を荒くしていたアメリカが宣戦布告し、日米同盟の都合でアメリカの前線としてロシアと戦争状態なのだ。
勿論憲法九条はアメリカがそんなのなかったとの一声でなかったことにされた。
日本の対応に怒ったロシアは第二次世界大戦で切り取れなかった領土を今切り取らんとばかりにまたたく間に北海道を占領、その魔の手は東北まで忍びよっていた。

「セキボソ、ここで残念な話があるんだ。」
「怖気づいたか!」
「飽きた…つもりだったが良いだろう。就活が成功して大変に気分が良い。もう暫しお前達の相手をしてやる。」
「あ、ありがとうございます。」

約一カ月の空白期間を経て今再び時が動き出す。
正直誰もが終わったと思っていた。
日本が、ひいてはこのDM界が。
そしてその敗戦気分に追い討ちをかけるように今刈谷の大地にロシア国の独裁者プーチンが降り立ったのである。

「pixelさん・・・これはまずいですよ。総大将が出張ったからにはロシア軍の士気はうなぎのぼり・・・対してこちらは敵の攻撃を受け満身創痍です。」
いつも芸人をきどっている剣崎もプーチンの降臨に動揺を隠せない。

「いや、剣崎さん。まだ終わってないです。」
「なんでそんなことが言えるんですか・・・?」
pixelの顔にも疲労の色が濃い。しかしその目は希望に溢れている。
驚くべき事に折れてないのだこの男は。

「聞いた事があるんです。政府特務機関アカシクの事を。」
「アカシク・・・?」
「そう、正式名称アカウントシークレットレコーディングスタジオ・・・通称アカシクは最強のデュエルマスターズプレイヤーを集め、そのチカラを行使する政府直轄のDM機関なんです。」
「・・・・・・。」

剣崎は思った。
カードで軍隊を潰せるわけがないんだよなぁ・・・。

「敵の主力は北海道から連れてきたDMP・・・。つまりこの戦いは必然的にデュエルでつけられるんです。政府と繋がりのあるDMPマノさんが打ちたてたアカシクがこの一大事に動かないはずはない!」
「おお言い切った。すげぇ。」

「よく言い切ったpixel!!!!!!!!!!」
突然後方から声が上がる。
――この声は、まさか?

「イーブイさんの言っていた通りだったぜ・・・。」
「ああ、ロシアが動く事、それはアカシクの諜報員が全て掴んでいたんだ。」

フォギ=ゴンと龍帝。
彼らはロシアが動く事を事前に察知しておりおかしCS参加者としてこの会場に紛れ込んでいたのだった。

「よし、072とTASTASはバックアップに回れ。ここは俺と川遠と鐘大人があいつらを引き付ける。」
「まぁ、見えてる試合だ。パパッと片づけてやんよ。」

龍帝の指示で072とTASTASが迅速に事態の収拾を始める。

「pixelさん・・・あのいつも芸人しているかわちーとはだやまくんがアカシクの部隊だったなんて信じられないです。」
「ええ・・・自分も信じられません。」
「え、あの、ちょっとさっきと言ってる事ちがくないですか。」

アカシクに所属するDMPはFighter(ファイター)と呼ばれる。
そのファイターたちには様々な”二つ名”が与えられ、それは強者の証となるのだ。

今回派遣された実戦的なファイターは三人。
数々の犯罪的手口で色々な女を泣かせてきた川遠達也
”強姦未遂”(ガールフレンド(仮))フォギ=ゴン
三度の飯よりみ○とそふと
”天下一品”(こってり大好き)龍帝
裁定は任せろ!DM六法全書
”電話突撃”(ジャッジ・マスター)鐘大人

この三人を派遣したイーブイさんもまた二つ名を持っており”変態進化”(リアル・ドミティウス)の異名を持つ全てが完成された機関がアカシクなのだ。


・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
会場内に緊張が走る。

果たしてこの記事は触れてはいけない所に触れてしまったのではないかと。
ノリと勢いだけで許されているのは割と親しい人だけネタにしていたからではないのかと。
しかし、もう止まらないのだ。いや止められないのだ。
アカシクVSロシアの戦いの火ぶたは今切って落とされた。

「フォギ=ゴン・・・お前に勝ち目はない」
フォギ=ゴンと相対するセキボソが口を開く。
「これを見ろ。」
突然セキボソがパカパカ開くカードを超次元ゾーンに置いた。おもちゃかな?

「なんだそれは。ふざけてるのか。」
フォギゴンがいぶかしげに顔をしかめる。
「ククク・・・これはれっきとしたカードだよ。その名も3D龍解カード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「なん・・・だと?」

「お前Yoshimi the lifegirl(よしみ ざ らいふがーる)を知っているか?」
「ライフガール・・・ああ、知っている。」
「俺達ロシア軍はライフガールを捕虜にすることに成功してね・・・このカードはライフガールからいただいたのさ!」
「・・・それで終わりか?」
「なに?」
「弱い犬ほどカードパワーに頼って吠える。それを今から教えてやんよ。」
フォギゴンが中指を立てる。良い子のみんなは真似をしてはダメだぞ。
「・・・・・・・言わせておけばッ!!!!!!!」

フォギゴンは威勢のいい事を言ったものの初手事故を起こし、対するセキボソはブン回りを見せる。
盾差は4。もはやフォギゴンの敗勢は火を見るより明らかであった。

「ク・・・プレイングがいかにうまかろうともカードパワーには勝てないんだよ。わかったか?」
「・・・・・・・。」
フォギゴンは沈黙を貫いている。
「目に余る状況、現実逃避したくなるのも無理はない。お前の負けだよフォギゴン・・・。」
「惜しいな。」
今まで沈黙を守ってきたフォギゴンが口を開いた。
「3D龍解・・・確かに恐ろしいチカラだ。この状況、俺が何をやっても返す事は不可能だろう。しかし俺はその3D龍解をさらなる高みに到達させる事が出来る。」
「なんだと・・・?」

3D龍解はウエポン→フォートレス→クリーチャーと段階を踏む。そしてそのクリーチャーから先をフォギゴンはあるというのだ。

「いや、バカな。あり得ん。どこにもそのようなデザインはされていない。そして物理的にそれは不可能だ。フォギゴンよ、俺をたばかっても無駄だぞ。」
「ウソじゃない・・・いいさ、見せてやる。俺が、いやアカシクが見つけたさらなる龍解・・・4D龍解をな!!!!!!!!」
「4D龍解!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!」

そういってフォギゴンは鐘大人に目くばせすると同時にセキボソのバトルゾーンにあるバトライDXを凄まじい速さでかすめ取った。
「あ!オイ・・・何をするんだ!返せッ!」
「見せてやる・・・これが俺の4D龍解だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そういってフォギゴンはバトライDXの両端を両手でつまむと本来とは逆の方向に畳もうとする。
つまりこれは・・・

”逆パカ”だ。

「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

セキボソの絶叫が会場内に響き渡り、それが終わると同時に

バキッ!

という軽快な音を立てて3D龍解カードは崩れ去った。

「セキボソ・・・4D龍解は誰でも到達できる高みなんだ。」
セキボソは呆然としている。会場の参加者は唖然としている。アカシクメンバーだけが淡々と仕事をする様はどこか滑稽だ。

「2Dは平面、3Dは立体、4Dは・・・そう、時間だよ。」
そんな会場の雰囲気もよそにフォギゴンは解説をすすめる。ある意味で空気が読めていない。

「デュエルマスターズは楽しむものなんだ。その楽しみ方がどうであれ、使い続けたカードはいつか擦り切れてしまう。そのボロボロになったカードを見て、俺達プレイヤーは一枚一枚のカードに”ありがとう”と感謝する。」
啓発セミナーが始まったが誰も聞いていない。

「そう4D龍解とは・・・”経年劣化”なんだよ。セキボソ。俺はそれを意図的に行ったに過ぎない。誰もが辿りつくが当たり前すぎて気付かない・・・それが勝負の分かれ目、というやつだ。」
「・・・黙ってきいてりゃ良い気になりやがって・・・!」

セキボソが我に帰ったようだ。
「器物損壊!俺は今ここでお前をジャッジ・キルする!」
「そうはさせん!鐘大人!」

さきほどフォギゴンから声なき伝言を受け取った鐘大人が前に出る。
「未発売カードは大会では使えない・・・回答者1~5全て同様の答えです。」

「決まったようだな・・・鐘大人のストレート・フラッシュ(回答者全員オールクリア)、が。」
予定調和の如く龍帝がナゾの突っ込みを入れる。

「そしてバトライDXがいなくなったセキボソに俺はグレンモルトを叩きつけ熱血銀河ァ!そしてダイレクトアタック!・・・そして072、TASTAS今だッ!!!!!!」

フォギゴンの掛け声とともに二人が不死身のブーストグレンオーと最強国技ツッパリキシが詰まったガトリングをロシア軍に一斉掃射、不意をつかれたロシア軍は瓦解し刈谷での戦いは日本軍が辛くも勝利を収めたのだった。







デュエル・マスターズ。
それは我々に夢と希望と絆を与えてくれるカードゲーム。
アカウントシークレットレコーディングスタジオ。
それは我々の楽しいデュエマライフをサポートする機関。

日本の平和はこうして守られたのであった・・・。







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 2014_09_16


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デュエルマスターズをやってるふりをしています。

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