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バチキュア~第一話~【未知との邂逅】

Category: 小説  



長らくご愛読頂きました当サイトのニチアサ枠おかしCSシリーズですがネタ切れの為続けるのが難しくなってきたので、新シリーズであるバチキュアを開始したいと思います。






 

私の名前は剣崎美琴(つるぎざきみこと)!
今日からこの竜頭市立蛇尾中学(りゅうとうしりつだびちゅうがく)に進学する事になりました!
新しい学園生活で、どんな友達ができるかな?今からすごく楽しみです!

クラス分けの張り紙をぱぱっと見て、講堂に向かって校長先生のなが~~~~~~いお話を聞いていざ1年3組の教室へ。
今日からここが私の出発点!たのもー!

ザッと見渡すと40人弱のクラスメート達が。
誰に話しかけようかとキョロキョロしてると前方のドアがガラガラッと開けられて、めんどくさそーな若い男の先生が入ってきた。割と綺麗な顔立ちでオドロキ。

「はい、出席とるから席ついてー。ついでに点呼とったやつから自己紹介もやってくれよなー。ちなみにケツから呼んでくぞー。」

自己紹介!
それは新たなステップを踏み出す人間にとって課せられる最初の試練。
ああ何を言おうかなぁ。私目立たないように生きてきたから余りアピールすることないんだよね・・・。

今まで生きてきた中で一番のイベントと言えば自分の殻を破る為に勇気を出して立候補した学級代表かなぁ・・・。でもそんなのを自己紹介に使ったらなんだか後からめんどーくさいこと引き受けさせられそうだし、自分の経歴を自慢しているみたいになっちゃうし・・・・・・あー難しい!

あ!そういえば昔親戚の湊(みなと)さんからデュエルマスターズってカードゲームを教えて貰った時に、初めて出た店舗大会で一位になったんだよね。デュエルマスターズはギョーカイ二位のシェアを誇るカードゲームだし、店舗大会レベルじゃ皆優勝してるし、自慢にもならないよね!世の中にはCS(チャンピオンシップ)に出て優勝するくらいの凄いプレイヤーが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しているっていうし・・・まぁ、これくらい・・・・・・。


「じゃあつぎー。御手洗(みたらい)ー、御手洗なぎさー。」

「ハイ!御手洗です!小学校の時は~で、あと~で、んで・・・・・・」


へぇ~、御手洗さんって言うんだ。前までの人と比べて圧倒的に声が大きくてびっくりしたよね。
なんか切れ痔がどーとかパンツがどーとか言ってるけど多分盛ってるでしょ。私には分かる。


「最後に趣味なんですけど、あたしデュエルマスターズってカードゲームやってて、夏のおかしCSで優勝しました!デュエルマスターズやってる人是非あたしとデュエルしてください!!!!!」


えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ


CS優勝者出てきちゃったよ・・・これじゃあ私のDR優勝なんて自己紹介はSNSにDRの戦績載せてる痛い子レベルの認識価値もない無駄なことでしかないよ・・・・・・。

私がボーゼンとしてる間に次々と他の人の自己紹介が終わっていく。

「じゃあ、多田野ー。多田野隆子(ただのりゅうこ)ー。」

多田野さんの紹介が淡々と行われていく。筋骨隆々のいかにもって感じの彼女はいかにも”大手”の風格を出しててちょっと自分とは世界が違う感じがした。
さすがに多田野さんはカードなんてやってないよね?レスリングとかそっち系が似合いそうだもん。

「・・・・・・自分も御手洗さんと同じでマスターズが趣味で、めんたいこCS優勝や、おかしCS優勝の実績があります。やっている人がいれば是非やりましょう。」



その後、私は平々凡々な自己紹介を衆目の前で披露したのであった。

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自分の紹介を思いもよらぬカタチで潰されて、ボーーーーーっとしてたらいつの間にか下校時間になっていた。
今日は入学式なので授業はないからまぁ別にいいんだけど、なんかショック・・・。

渡されたプリントや教科書をカバンに積めて、帰宅の準備をする。
チラッと横を見ると、帰る準備をしている生徒が多い中、机を向かい合わせにして盛りあがっている一組が。よくよく見ると少ないながらもギャラリーもいる。
一体なんだろうと思ってカバンを持って見に行ってみると、御手洗さんと多田野さんがデュエルマスターズをしていた。

オタクだ・・・。
じゃなくて、CSプレイヤーのレベルとはどんなものなんだろうと思い、気になった私は観戦に加わる。


うん・・・・・・ダメだ。全然わかんない。
というかなんでこの人たちDMやってんの?女ならもっとなんかやることあるでしょ。私は特にないけど。いやあるけど。でもDMじゃないでしょ。

なーんてことを考えてると自分の名前を呼ぶ声が聞こえる。ああもう五月蠅いなぁって顔を上げると御手洗さんと多田野さんの顔が。

「剣崎さん、あなただけだよ?残ってるの」
「もしかしてDM好きだった?」

I LOVE DM
私はDMが好きです・・・・・・・。


**********************************************************************************

多田野さん、御手洗さん改め隆子ちゃんとなぎさちゃんとはすぐに仲良くなった。
担任の大林先生は昔マスターズのCSの主催だったんだよーとか中国地方予選を優勝したんだよ―とか生活のせの字も役に立たない事を沢山教えてくれる。ふーんって感じ。

仲良くなってからひと月経つか経たないか、その日は快晴で私たちは屋上で昼ご飯を食べることにした。
隆子ちゃんとなぎさちゃんは日直の仕事があったので、私だけ先に屋上へ足を運んだ。
私たちだけの秘密の場所。でも今日は違った。先客がいたのだ。

最初は真っ白な猫だと思った。
でもその認識はすぐに崩れることになった。

その"生き物"は私を見つけると、流れるような動きで近づいてきて・・・・・・・そして――喋った。



「ねえ、僕と契約して魔法少女(バチキュア)になってよ!!」



これが、私達を日常から非日常へと導く、"生き物"――QゥBィとの出会いだったんだ―――。



(続くかは知らん)
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 2016_09_01


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Author:剣崎湊
デュエルマスターズをやってるふりをしています。

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